生活の発見会とは

森田療法(東京慈恵会医科大学初代精神科教授・森田正馬が1919年に創始した精神療法)を学びながら、神経症(パニック症・不安症・恐怖症・強迫症・身体症状症・抑うつ等)からの克服を支援するメンタルヘルスのボランティア組織です。
1970年に発足し、1998年には保健衛生分野で顕著な功績をあげたことが認められ、第50回保健文化賞を受賞しました。2005年には特定非営利活動法人として東京都より認定され現在に至ります。
全国130ヶ所に会員が中心となり月1回、“集談会”と呼ばれる「交流会&学習会」を開催しています。特定の政治、宗教等には一切関係がありません。

特定非営利活動法人「生活の発見会」は、実際に神経症を経験した当事者同士がその苦しみを共感し、互いに助け合い、森田療法(理論)を学びながら、神経症からの克服を支援する自助グループです。
全国に130ヶ所に会員が中心となり月1回、“集談会”と呼ばれる「交流会&学習会」を開催しています。

会員の年齢や性別や立場は様々ですが、お互いの悩みや苦しみに、驚くほど共感し合うことができます。
「私の苦しみを自分ごとのように分かってもらえた!」という経験は安心と勇気をもらえる貴重な体験になると思います。
これが自助グループ「生活の発見会」の最も大きな強みです。

生活の発見会の歩み・歴史

1874年森田療法を創始した森田正馬誕生

1898年森田正馬 東京帝国大学医科大学入学

1919年森田正馬 森田療法の理論と実践を確立

1925年森田正馬 慈恵医大教授就任

1937年高良武久 森田療法を継承・体系化

1956年水谷啓二 「啓心会」発足(生活の発見会の母体)

1970年「生活の発見会」が発足

1998年第50回保健文化賞を受賞 ※

2005年特定非営利活動法人として東京都より認定

※ 保健衛生分野で顕著な功績をあげた自治体、
医療法人、NPO法人、個人に贈られる

また、森田療法は、国内外で高い評価を受けており、米国、中国、台湾などではMorita Therapyという呼び名のもと、国際森田療法学会が定期的に開催されています。

発見会の組織

理事長挨拶

生活の発見会は神経症(強迫性障害、恐怖症性不安障害、不安障害、心気障害、性格因性の慢性化したうつ病や種々の心身症など)の悩みを抱えている当事者の自助グループです。
会の根幹に「森田療法理論(森田理論)の相互啓発による学習とその実践」をすえ、森田理論を日常生活に活かし、悩みを克服し、さらに森田正馬先生の人間観などを学び、より豊かな人生を目指して1970年から活動しております。
私たちは全国各地の約200名の協力医師の先生方、日本森田療法学会、㈶メンタルヘルス岡本記念財団より温かいご支援・ご協力をいただきながら地道な活動を続けてまいりました。

会員の活動拠点は全国各地にある130ヶ所の集談会です。
ここではお互いの体験を交流しあい、克服体験の発表や森田理論の学習などを行いながら 活動を進めており、各地区でコミュニテイの役割をはたしております。
生活の発見会は「来会されるかたがたの悩みを傾聴し、受容と共感をベースに安心できる 場を提供する」をモットーに、今後も森田理論を学ぶ自助活動をすすめてまいります。

理念

ビジョン

  • ひとりでも多くの人々に私たちの活動をお知らせし、悩める方が私たちとともに学ぶ機会を得られるように、私たち一人一人が工夫し手を差し伸べます。
  • 神経質や生きづらさに悩む人々に、自助活動を通じて共感と理解に基づく安心の場を提供します。
  • 集談会を基本的な活動の場として森田療法理論を中心にともに学びあい、支えあって、とらわれからの解放とさらなる人間的な成長を目指します。

生活の発見会の活動指針

私たちは「会則」に基づき、以下の指針を相互に尊重しあいながら活動しています。
宗教・政治活動とはいっさい関わりがありません。

1.森田理論集団学習の目的
生活の発見会(以下発見会という)の森田理論集団学習の目的は、神経質症の症状を乗り越えるだけでなく、森田療法理論(以下森田理論という)を実生活のなかに生かして、より建設的な生活をしていくことにある。
したがって、この目的に共鳴し、日常生活を維持している人であれば、誰でも活動に参加することができる。
2.発見会の活動の主旨
発見会活動は、森田理論の集団学習と実践を通して、自分の問題を自分で解決するために、自分の意志で活動に参加することを旨とする。
3.発見会の組織
発見会の森田理論集団学習の組織は、医療の場ではなく、会員同志の相互理解・相互啓発のもとに、余暇を有効に使って、自主的に活動する自助組織である。
4.会員同志の関係
会員同志は、生きる仲間として、温かい人間的な交流をはかり、 お互いの経験と希望を分かち合って、共に成長し、よりよく生きることを探求する。
5.組織の中の役割・名称
組織の中の役割・名称(幹事・理事など)は、組織活動を円滑にするためのもので、会員は相互に平等である。
6.プライバシーの保護と、営利目的の活動の禁止
発見会では、会員同志のプライバシーの保護を重んずる。
また会員は、 仕事上または私的な営利に関すること(宗教・政治活動などへの勧誘を含む)を、組織活動に持ち込んではならない。

基本情報

名称
特定非営利活動法人 生活の発見会
代表者名
理事長 岡本清秋 (おかもと きよあき)
設立
1970年
住所
〒130-0001
東京都墨田区吾妻橋2-19-4 リバーあみ清(せい)ビル2F
連絡先
TEL:03-6661-3800
FAX:03-3621-8555
Mail:arugamama@hakkenkai.jp
NPO認可
2005年6月(平成17年)
集談会
全国に約130箇所
アクセス
生活の発見会 facebookページ
マスコットキャラクター はっ犬くん Twitter
不安に悩む人たちへの応援ソング “ふあんのおまもり”

生活の発見会の仕事

NPO法人生活の発見会本部
  • 現場サポート
  • 機関誌発行
  • 各種セミナー
  • 広報活動
全国の活動の場集談会
  • 森田理論学習理論
  • 体験交流
  • レクリエーション

生活の発見会本部

東京にある本部は生活の発見会の活動全ての取りまとめを担っています。

集談会

日本全国の都道府県において、交流会&学習会を定期的に開催しています。これを私たちは「集談会」と呼んでいます。
集談会では、神経症で悩む会員と神経症を克服した会員が集い、親しい人にもなかなか話せない神経症の苦しみを吐露できる唯一の場として、受容と共感をベースに交流をしています。

会員限定月刊誌『生活の発見』

いつでも持ち歩ける手軽なA5サイズで、少し苦しく感じた時などに、いつでもどこでもパラパラと読み直して心のバランスを立て直せるために、神経症に苦しむ私たちのお守りです。
毎月の記事は、そのほとんどが会員からの寄稿で、入会したばかりの新規会員からベテラン会員まで、すべての会員が寄稿可能な、全員参加型の双方向な機関誌です。

個人相談

「大勢の集まる場所には、まだ入っていけない・・・」という方には、個人相談(面談による相談、電話による相談)がございます。
未入会の方でもご利用可能ですので、ぜひお気軽にご活用ください。

心の健康セミナー

生活の発見会の協力医と会員による「心の健康セミナー」を、全国各地で実施しています。
会員でない方も参加できます。
講演内容は、毎回それぞれテーマを設定し、これらのテーマに森田療法を交えて、広く市民の皆様のメンタルヘルスの維持向上に寄与する内容をお送りしています。

基準型学習会

森田療法をもっと知りたい方向け。
森田理論学習と日記指導を取り入れた学習会です。
自分自身のことや森田療法の理解が大変深まります。
森田理論をより体系的に、しっかり学ぶ学習会です。

オンライン学習会

時間がとれない方や遠距離の方に最適。
インターネットを使い理論学習と日記指導を取り入れた通信型森田療法の学習会です。

初心者懇談会

入会間もない方や、入会を考えている方など、会のことをもっとよく知りたいという方のために、東京をはじめ、札幌、名古屋、兵庫、福岡で実施しています。