「私が初めて集談会に参加した日」福井集談会 hs
幼い頃から神経質な性格であったことは間違いない私ですが、神経症として深刻に困りごとになってきたのは、長女を出産した29歳からです。突然襲われる謎の不安感と恐怖感に、どんどんとらわれていきました。それからパニック障害というものだと自覚し、限界を感じた2年後、精神科に通い投薬治療をしましたが、断薬の1年後パニック発作はあっけなく再発しました。その間、たくさんの関連本を読み漁り、様々な民間療法も試し、今思えばかなりの痛い出費です(苦笑)。森田療法のことは前から知っていましたが、なんだか難しそうだし、結局自分の考え方の中で現実を変えていかなければならないようなハードルの高さを感じており、すぐには手を出そうという気持ちにはなりませんでした。
しかし、色々なことを試しても全然よくならない。自分がどうなってしまうのか、いよいよ不安でたまらなくなった頃、すがる思いで生活の発見会のHPから入会をしました。
早速集談会にも行ってみようと思うのですが、当然ものすごく勇気がいります。発見誌巻末にある告知板を見て、世話人の方に一度連絡した方がいいのかなと思い、何と伝えるべきか、何時頃なら迷惑でないか、ひとしきり悶々としたのち、決死の覚悟で電話をかけてみましたが、たまたま繋がらずで気がどっとぬける。(初回参加者あるあるじゃないですか…?)
結局直接会場に向かい、初参加だった自分を本当に自然に迎え入れていただきました。福井集談会の年齢層は自分より割と高めだったのですが、個人的にはそれは安心感に繋がりました。ベテラン会員の皆さんの落ち着き感とあたたかさは、私の不安を軽くしてくれましたし、これまで異常なことだと思って誰にも話せなかったことを親身に聞いてもらえたことで、気持ちが少し楽になったのを覚えています。
それからは都合が合う限り毎月集談会に出席するようにしています。入会して7年程経ちますが、学びへの姿勢が足りず、自分の中ではまだまだ初心者です。今も症状に苦しいことも多く、そんな時には集談会でこのつらさを吐き出したい、と思います。なぜ私が通い続けようと思ったのか、それは、集談会はこのつらい症状も特別なことではない、必ず共存できるようになる、と実感させてくれる他にはない場所だからではないかと思います。症状を克服した方のリアルな姿は、パニック障害に効く!と謳われるたくさんの関連商品の文句よりも何倍も説得力があります。
集談会もさることながら、生活の発見会の素晴らしさは、毎月送られてくる発見誌だと思います。森田療法を分かりやすく様々な言い方で教えてくれますし、たくさんの体験記は毎回本当に心に響きます。このボリュームを毎月発行されるのは相当なご苦労があると思います。編集されている方々には心から感謝をお伝えしたいです。
とは言え発見誌もひとりで読んでいただけでは、学びの深まりはなかったかもしれません。「今月もいっぱいいいこと書いてあるね」とこんな気持ちを共有できる仲間はとても貴重に感じています。何かと忙しく参加できない月もありますが、集談会に通うことを地道に継続していくことが、私の目下の目標です。