「私が初めて集談会に参加した日」静岡県 40代 男性 Y


私が浜松集談会に初めて参加したのは2019年の夏頃でした。その年の5月のゴールデンウイークに発狂恐怖(気持ちがおかしくなって自分や他人を傷つけてしまうのではないか)を発症しました。今思えばその前から、突然意識が薄れる様な感覚の時があったり、運転中に、このまま意識がなくなって事故を起こしてしまいそうでパニックになったりしていたため、既に神経症だったのだと思います。



 発狂恐怖となり不眠にもなったため、ネットで色々と調べ森田療法を見つけました。地元で森田療法を行っているクリニックに通い講話や集団精神療法も受けましたが、すぐに症状を治したかった私は良くなるなら何でもやりたいという気持ちでネットで発見会を見つけて参加してみました。その頃は毎日命懸けの気分だったため、入室するのにもさほど抵抗はありませんでした。参加してみると先輩方も物珍しがる雰囲気もなく自然に受け入れてくれて私の話をじっくりと聞いてくれました。こんなに自分の症状についてしっかりと話すことが出来たのは初めてでした。先輩方が隠すこともなく各々の症状について話されていたため自分も話しやすかったのだと思います。



また、自分と同じような症状の先輩もいて、良くなる手がかりがあるかもと感じました。とはいえすぐに症状を治したい、消したいと思っていた私は参加してもすごく効き目があるわけではないなとも思いました。今思えば人間性に対する無知でしたが。それでもそこは神経質の粘り強さが発揮され、少し続けてみようと参加を続けました。同時に発見誌も読み続けたため、人間性に対する知識が少しずつ深まっていき、治すものではないなどの理解が出来ていきました。自分で学んだことを集談会の度に先輩方に話すとその認識、その方向で良いと言ってもらえるため、安心できることも大きいです。ちょっとずつ自分が進んでいるような感覚を得られるのも集談会の良い所だと思います。また、時折来られる派遣講師の方のお話も非常に興味深くありがたく思います。自分で学んだことで文面的には知っていることも派遣講師の方々のその人なりの言い回しでなるほどと腑に落ちることがよくあります。



 参加当初はここで今すぐ良くなるためという目的でした。今は集談会に対する認識が変わりました。1回1回が劇的なものではなく、続けていきながら少しずつ自分も変化していくと思います。そうしていつの間にか症状も薄れていくのだと思います。神経質者は極端な考え方をしやすいので一度参加してみてあまり効果がない、×だと決めつけやすいですが、粘り強さの方を発揮して少し続けてみるのが大事だと思います。


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