社交不安障害(対人恐怖症)

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社交不安障害(対人恐怖症)の私、夫とそして森田療法と共に (N.I ・女性・主婦)

私の子供時代 現在の家族構成は夫、小学3年生の⻑女、小学1年生の次女、3才の⻑男です。仕事はしていません。私の症状は衆前恐怖、あがり症(社交不安障害、対人恐怖症)です。人前で注目されている中で話すことが恐怖です。 私は1981年、埼玉県で生まれ、2人姉弟の長女で3つ年下の弟がいます。5才の時に父の転勤で栃木県に引っ越し、そして小学校に入学と同時に群馬県館林市に引っ越しました。父は短気で、すぐに手を…

森田療法を学び対人恐怖(社交不安障害)とうつの克服体験談 T.I 男性 会社員

人前で緊張してしまうということは自然なこと 40歳の時に、森田療法と自助組織「生活の発見会」(森田療法を学びいろいろな 不安障害(神経症)から立ち直った人々の互助組織)という会のことを知りまして、さっそく生活の発見会に入りました。まず対人恐怖(社交不安障害)のほうなんですが、その時一番苦しかったのは人前で話す時に震えてしまうということだったんですけれども、生活の発見会へ入って、まず森田療法(理論)…

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対人恐怖症(社交不安障害)のわたしが森田療法を学び本当の自分を見つめる (人前での緊張、相手の機嫌を損ねない事優先の自己否定。すべてに完璧でなくてはならないという完全主義の自分を森田療法で直す)T.E 看護師

はじめに  私は対人恐怖症(社交不安障害)で、生き辛い生活を送り、そこから何とか這(は)い出そうともがき、自助組織「生活の発見会」(森田療法を学びいろいろな不安障害(神経症)から立ち直った人々の自助組織)に出会いました。なぜ自分は人と話すことができないのか、なぜこんなに人が怖いのか、全くわけがわかりませんでした。しかし今は、少し生きやすくなりました。  その過程には詐欺被害にあ…

森田療法を学び対人恐怖症と抑うつ状態の改善へ~「あるがまま」の自分を受け入れることの大切さと難しさ~

子どもの頃の私 私は姉1人兄1人の甘やかされた末っ子で育ちました。父は祖父や叔父と一緒に働き、母は我が家の1階で商売をしていました。お店の人やお手伝いさんもいて多人数の中で育ちました。父は私が物心ついた頃には病気がちで、小学校1年の頃には「もしかしたらもうすぐ死にはるのかな?」と思っていました。父は健康を取り戻すことは出来ず、自分の能力を発揮できず悔しい人生だったと思いますが、やさしく理知的な人で…

森田療法に出会い、社交不安障害(対人恐怖症)から回復 (人間の自然を取り戻し)  ぼくぼく 女性  自営業

私は二十歳の時に社交不安障害(対人恐怖症)に陥(おちい)って以降、森田療法に出会うまでの約二十年間、強い自己否定感と物事に対する固い考え方に苦しみながら生きて来ました。しかし今から二年前に、自助組織「生活の発見会」(森田療法を学びいろいろな不安障害(神経症)から立ち直った人々の自助組織)に出会ったことにより、今は随分と心が楽になっています。自分の苦しみと、そこから抜け出すきっかけとなった学びについ…

対人恐怖症(社交不安障害)を乗り越えて(人前で緊張し舞い上がりうまく話ができない。顔がこわばり、衆前恐怖、雑談恐怖を森田療法で直す)(自己受容への道) (T・Uさん・37歳・主婦)

私の悩みの根源 私は、長いこと、対人能力が人より劣っているという劣等感を抱えていました。発端は、幼稚園の2年間の「場面緘黙症(ばめんかんもくしょう)」、簡単にいうと極端な人見知りの状態が長く続いていたことでした。幼稚園では自分から口を開くことがなく、友だちもいなくて、一人ぽつんと過ごしていました。場面緘黙症と診断されたわけではないのですが、大人になってからいろいろ調べてみて、自分にあてはまると思っ…

森田療法に出会い、社交不安障害(対人恐怖症)からの回復 T.K 男性 会社員

朝の来ない夜はない 真っ暗ではないが、薄暗い闇の中を、私は、長い間、さまよっていた。 欲しいものはあるのに、行き着きたい高みはあるのに自分にはできないと、そこへ向かっていく苦しさからいつも、逃れ、かえって、その苦しみを増していた。 そして、できない自分、否定的な感情に支配される自分を常に責め続けていた。 しかし、永遠に続くかと思われた彷徨の果てに私は、今、たしかな夜明けの光明を見いだした。それは、…

視線恐怖・醜形恐怖・対人恐怖などの社交不安障害の克服体験談(自分の目が相手に不快感を与えてしまう。相手の目や顔を見られない。そして、自分の目の形が醜いという醜形恐怖症を発症・・森田療法で直す) H/Y(男性)会社員

視線恐怖・醜形恐怖・対人恐怖などの社交不安障害とは、どのようなものなのでしょうか? 自分の不安症(不安障害)は社交不安障害(対人恐怖・醜形恐怖)でその中でも「自己視線恐怖」といいます。自分の目が醜いと思っていて、それで相手と目を合わせてしまうと、相手に不快感を与えてしまうというふうに思ってしまい、相手の目を見られないとか、相手の顔が見られないというような状態になってしまいました。そこから派生して、…