強迫症(強迫性障害)

森田療法の“あるがまま”と“純な心” S.H 女性主婦

突然の確認行為、強迫性障害(強迫症)に! そして森田療法との出会い! 40代半ばの頃、二人の息子が立て続けに東京の大学に進学し、夫と二人だけになった私は空の巣症候群のようになってしまいました。それからうつ状態になると同時にガスの元栓が閉まっているかという強迫性障害(強迫症)の強迫行為のとらわれにはまってしまいました。それはガスだけに限らず、玄関の鍵が閉まっているという感覚もなくなって、一旦バス停ま…

森田療法で不完全恐怖からの脱出 (強迫性障害(強迫症)-不潔恐怖)(A・Kさん・主婦)

私の不完全恐怖(強迫性障害(強迫症)は、結婚してから始まりました。きれいに掃除をして、きちんと家事をこなす主婦になるのが、私の夢でした。 結婚当初は、毎日の家事が楽しい日々でした。結婚して二人の子どもを産み、育児と家事とで必死の時期も、私なりに一生懸命家事をこなしていました。 秋になると、家中の大掃除を一人でこなし、そんなときは、畳まであげて、徹底的にやりました。疲れはしましたが、気持よい疲れでし…

確認行為、強迫観念の泥沼を抜け出て (強迫性障害・強迫症) N・K、女性、団体職員

強迫性障害(強迫症)の強迫行為の泥沼 私は、10代から20代なかばまで、不完全恐怖、確認恐怖にともなう強迫行為、また、観念的に頭のなかで確認する強迫観念で大変苦しみました。明けても暮れても、強迫行為・強迫観念で日常の生活がまわらなくなり、ひどいときは、廃人のような状態でした。 気になることがあると、確認したり、頭のなかで考えたりし、丈夫だと思えないと、次の行動に移れません。その強迫行為をしてスッキ…

強迫性障害(強迫症)~雑念恐怖、疾病恐怖、昇格恐怖を森田療法で克服

大学入試前にとらわれた強迫性障害(強迫症)~森田療法に出会う前の苦しみの日々 大学入試の3ヶ月前に、「よし、全部復習するぞ!」と気合いを入れた途端、参考書に向き合って集中しようとすると、「今日のご飯なんだろう」とか、「お風呂何時に入ろう」とか、そういう雑念が浮かぶようになったんです。雑念がチラッと頭に浮かぶと「集中してないとダメだ」、「もっと集中せんとあかん」と焦ってしまい、すっきり頭に入らなくな…