パニック症
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森田療法とパニック症(パニック障害)と共に、峠から峠にうつる旅路かな(茨城県 T・T 会社員)
初めてのパニック発作 大学4年、1979年の晩秋、当時、神奈川県藤沢市に住んでいましたが、大学の帰り、東海道線の中で急に心臓が苦しくなり、脈は速く呼吸は乱れ、咄嗟に「このまま死ぬ」と思い不安に震えました。これが私のパニック症(パニック障害)の始まりでした。何とか自宅に帰り、翌日、母と病院に行きましたが、「心臓他、特に問題は無い」とのこと。「あれだけ苦しかったのに、本当に大丈夫なのか」私の不安は無く…
パニック障害(パニック症)だった私が、森田療法に出会い〝運のいい人生〟と思えるまで T・Sさん、男性、元教員
初めてのパニック障害(パニック症)の経験 私は幼いころから病弱で、2ヵ月ほど学校を休んだこともあり、病気には人一倍敏感でした。 パニック障害(パニック症)を発症したのは、教師になって12年目の春です。5年生のときから多くの課題を抱えていたクラスを、6年生から担当し、思った以上に悪戦苦闘の連続でした。 そんなある日の早朝、いつものように、仕事先に向かって車を運転していたところ、急に心臓の動悸が気にな…
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森田療法で人生数々の難局を乗り越えて~パニック症(パニック障害)、不安症(不安障害)~(突然の恐怖感・不安感と過呼吸のパニック障害(パニック症)。予期恐怖で外出不能。抗不安薬、抗うつ薬。そして森田療法と共に克服)
パニック症(パニック障害)、不安症(不安障害)の発症 私は現在68歳で、主人と二人で生活しています。35歳の時にパニック症(パニック障害)を発症しましたが、その頃は、主人の両親、子供3人との7人家族でした。 私は昭和32年、愛知県の田舎町で生まれ、父は高校教師で、両親ともに教育熱心でプライドの高い人でした。私には3歳上の兄がいて、兄は長男で跡取りとして、とても大切に扱われました。 その上、兄はとて…
パニック症(パニック障害)、過呼吸や抑うつ症から森田療法で回復への第一歩(M.K・主婦)
私は、父は公務員、母は教員の堅実な家庭に育ちました。1歳半違いの妹がいます。家では親の言うことをよくきく大人しい子、外では人なつこく賑(にぎ)やかという子供でした。みんなに好かれていたいという気持ちが強かったように思います。 小学校高学年から胃がよく痛むようになり、中学のときに神経性胃炎と診断されました。高校生になると過敏性腸症候群の症状に振り回され、休み時間の度にトイレに通った時期もありました。…
森田療法で不安症(不安障害)、パニック症(パニック障害)を克服 M.O 女性 キャリアコンサルタント
とらわれのきっかけ~不安症(全般性不安障害)、パニック症(パニック障害) 私が不安症(全般性不安障害)になったのは、長女の出産後でした。陣痛は長く、20時間以上かかりました。お産の直後に先生に「お尻まで裂けたので、縫いますね」と声をかけられて、麻酔もなく縫ってもちっとも痛くない。それほど陣痛はキツいものなのですね。でも、翌日からしばらくはその痛みで椅子に座ることもできませんでした。 生まれたばかり…